「集団の力、民商の力感じるよ」
3月27日(水)に沼津税務署にて換価の猶予集団申告が行われました。参加は5名。確定申告も終わり、今年も消費税や所得税が中小業者に重くのしかかる中、消費税率10%への増税予定が間近に迫っています。
民商では今年も、税金の分納をするため「換価の猶予集団申請」に取りくみました。事前時二階の学習会を開催(参加15名)参加者はそれぞれの事情をふまえながら確定申告書などをもとに懸命に申請書を書き上げていました。
作製するなかで去年を振り返り「去年より厳しいな…去年もこんなこと言っていた気がする」「売上から消費税分を取っておくようにしているが、本当に大変」「分納回数を増やさないと払えないよ」「本当に消費税10%になっちゃうのかな、税金のために仕事しているみたいだ」などあちらこちらから不安や怒りの声が上がっていました。
当日は作り上げた申請書を持って税務署の前に集合。「これでよかったかな」など最終確認をしながら緊張の面持ちで集団申請に臨みました。今回もそれぞれ自分の納得いく申請書を作っただけにあり、個人面談では事業の状態を細かく説明することが出来、今年も参加者全員がほぼ希望通りの分納を勝ち取ることが出来ました。申請後のい感想の中では「なれたもので、今回は申請書を聞くことなく全部自分で仕上げた。毎年ここに来るのは恥ずかしい事かも知れないが、年を追う事に税金が厳しくなる。希望通りの分納が出来てよかったよ。」「経費の内訳など細かい所まで聞かれた。顕微鏡で見られているようで、その場になると緊張して話せないものだね。でも何とか希望通りになりそうだよ」「どんなことを聞かれるのかと思ったけどすんなり通りました。話もよく聞いて頂いて、家や仕事の様子などを話しながら相談に乗ってもらいました」など安堵の声が多く聞かれました。
※換価の猶予申請は納期限から六カ月以内なら申請することが出来ます。税金を一時に納付することが困難な方は民商までご相談ください。