5月25日(土)26日(日)の2日間、東京と浜松の2会場で、全商連第4回地方別活動交流会が開催されました。
浜松会場は、浜名湖畔に佇むダイワロイヤルホテル内で開催され、神奈川・静岡・愛知・岐阜・三重の5県より240名が参加。東京会場(北海道~東京)の参加者283名と合わせると合計523名が参加しました。静岡県内からも60余名が参加し、藤枝民商からも堀江政規会長(平島班・自動車修理販売)をはじめ6名が参加しました。商売・経営にかける熱い思いや、消費税増税をはじめとした悪政に立ち向かう活動家たちが集結し、日々の民商運動の奮闘ぶりを大いに交流しました。
開会あいさつは、開催地ホームである静岡県連・大石秀之会長(兼小笠掛川民商会長)が行い、先ごろ政府が発表した月例経済報告で下方修正がされたにもかかわらず、政府が消費税増税の可否判断に影響しないと強行姿勢をとっていることに対して批判し、今がまさに民商運動の正念場であることを訴えました。
また、愛知選出の本村伸子衆議院議員が駆け付け、激励のあいさつをしました。
記念講演では、京都橘大学の岡田知弘教授が「政治経済の大局と民商・全商連への期待」について講演され、昨今の嘘八百で塗り固められた自民党政治や偽の政府統計への批判からはじまり、TPPやアメリカ・トランプ政権の横暴ぶりを詳しく説明。また、開催地浜松市で起きた「公共サービスの産業化」政策による行政の「私物化」について、水道事業民営化の裏側に見える利害関係などについて講演されました。
夕食は、懇親会形式で中尾光・静岡県連副会長(兼島田民商会長)の軽快な司会で、各民商からの活動報告がありました。
2日目の分科会では、8テーマに分かれて地元の民商で活動している各自の経験を語り、全国の仲間の貴重な経験を交流し、共有できる有意義な会となりました。
参加者からは、「全国の仲間が同じような境遇で苦闘・奮闘していることが分かり、元気をもらった」「どこの民商も頑張っているなぁ~」等と感想を語り合い、刺激と元気をもらった2日間となりました。