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静商連第60回定期総会

6月27日、静商連第60回定期総会を県内3ヵ所をWEBでつなぐリモート総会を開催しました。

コロナ感染拡大防止のため、昨年総会(2020年10月)に続き今年もリモート総会となりましたが、昨年総会以降の会議などで「やはり集まって話すことが大事だ」「たまにはみんなと意見交換がしたい」という意見が寄せられていたことから、今年は非常に短時間ながら、東中西部の各会場でそれぞれ2分散会での討論も行いました。

分散会ではコロナ禍での自分と仲間の商売をはじめ、コロナ禍が長引くにつれ廃業を選択した中小業者の仲間のことや、国の「持続化給付金」や市町の独自給付金でなんとか営業をつなげている自分の状況の報告が目立ちました。

中には「民商ニュースで、自分も『持続化給付金』の申請ができることを知った。民商に入っていてよかったと改めて思った」という話も出され、コロナで不安を募らせている中小業者の気持ちに、民商の活動が寄り添えていることが明らかになりました。

建設関連業者からはウッドショックによる最近の影響が語られました。

「材料がいつ入ってくるか判らないため、今週と来週では見積金額が変わってしまう。お客さんへの説明も大変」、「材料があがっているが、仕事の単価が上がらず工期も短いため、現場全体で仕事が雑になるなど良くない点が出ていると感じている」など、率直な意見が出されました。

同じく材料を入手し辛くなった建設業者は、「みんながどう対処しているのか、新しい人脈も含め、情報交換をしていきたい」、「コロナで集まることもなくなり、現場の職人同士の会話もほとんどなくなっている。民商・県連で職種ごと意見交換できる取り組みもやってほしい」といった、WEBも活用した(商工)交流会への要望も出されました。

全体会では総会方針、決算予算、新役員体制の全ての提案が満場一致で採択されました。

「コロナだからできない」ではなく、「今だからできること」に積極的に挑戦していこうと決意する総会でした。

県婦協と県青協はそれぞれ、7月に第1回オンライン学習会を開催します。

県連本会もWEBも利用しながら専門部活動や交流活動に積極的に挑戦していきたいと思います。

総会表彰ではコロナ禍での相談活動や宣伝活動で読者増勢(昨年同時期)で、三島・藤枝・浜北の3民商。

会員増勢で、三島・沼津・浜北の3民商が表彰されました。