12月22日、静商連も参加する消費税廃止静岡県各界連は、静岡市呉服町商店街で「消費税率5%以下への引き下げとインボイス制度の廃止を求める」署名宣伝を行い、加盟7団体から参加した12人が、手作りのアピールボードなどを持ち、行き交う人たちに署名を呼びかけました。
参加団体の各代表が代わる代わるマイクを持ち、消費税は社会保障予算の拡充といって34年前に導入され増税を繰り返してきたが、サラリーマンの医療費窓口負担は1割から3割に、高齢者は定額800円から最大3割に負担増となり、厚生年金支給開始は5年延長され、国民年金月額保険料は2倍以上になっていることを訴え、「裏金で私腹を肥やす政治家を許さず、物価高騰で厳しい暮らしを強いられている国民が今こそ声を上げ減税を実現させよう」と呼びかけました。
昼休みで通りかかったという30代の青年は、『生まれて初めて』の署名をしながら、「働き方改革で残業が減り休日が増えたが、手取りが減ったため本当に生活がきついです。ガソリンも高いのでなるべく車を使わないようにしている」と語りました。
60代の女性2人組は「年末年始の買い物をしたくて出掛けて来たけれど、昨年より価格がかなり上がっていたので買うのを諦めたの」と語り揃って署名をしました。「もう絶対減税しかないと思うけれど、なぜ岸田さんはやろうとしないのかな」、「私たちがこんなに苦しいのに、パーティー券で儲ける政治家とか許せないわよね」と憤りを語っていました。
家計の厳しさを実感する年の瀬のためか、ビラ入りのティッシュやチラシを受け取った人々が、あちらこちらで立ち止まり「減税してほしい」と話しながら署名をしていき、1時間弱の宣伝で37人分の署名が集まりました。