5月19日(日)焼津高等学校・みなと幼稚園にて第57回静岡県母親大会が開催されました。
沼津民商からも2名が参加しました。参加者の感想を紹介します。
北東支部 山本晴美さん
午前は静大教授の川瀬憲子先生による分科会に出席しました。「私達の税金はどう使われているの?」と言うテーマで、消費税10%になると日本の経済や私たちの暮らしはどうなるのか、興味深い内容でした。
大企業や資産家に優遇された税制や、国の地方創世の裏で、実は地方財政への負担が大きくなっている事実。軍事費増大の中で、教育費や社会保障費はどうなっていくのか、聞けば聞くほど不安な点が広がります。教室は満室、床に座っての聴講となり、多くの方が深い関心を持っている課題なのだと感じました。
全体会はテレビでも拝見している料理研究家の枝元なほみさんによる記念講演。残留農薬の基準は、欧米諸国では厳しくなっている中、日本は規制が緩くなっているというお話にはショックを受けました。例えば除草剤を撒いても枯れない、遺伝子組み換えトウモロコシと、農薬をセットで販売する業者は、日本や東南アジアの国をターゲットにしているそうです。
「種子法」によって守られていた農作物も、これからどうなるのか心配です。枝元さんがお話をされていた「私達には日に三度、社会を変えるチャンスがある。どんなものを選び食べていくか。それが安全・安心・平和に繋がる。」という事を、常に考えて生きていきたいと思います