9月24日、以前より予定していた県商連婦人部協議会の幹事会をZOOMで行いました。初の試みなのと、普段パソコン操作をやらない人と言う人も多いため、参加者全員がちゃんと参加できるか、話し合いや相談・討論ができるのかと心配しましたが、無事全員参加ができ、必要な意見交換もできました。
本来なら3月下旬に開催予定だった会議ですが、新型コロナ感染拡大のなか、県内、伊豆半島から浜松市天竜区まで東西に広がる役員が集まるのが難しく、そろそろ開けるか?・・・と思うと、また感染拡大・・・延期の繰り返しで、1月末以来、丸8カ月ぶりの開催でした。
事前に参加者それぞれが接続リハーサルに参加してくれたおかげか、開始時刻の18時前に続々とZOOMミーティングに加わり、ほぼ時間通りに全員揃い会議がスタート。
10月予定の全婦協総会や、今年4月に予定していた県商連婦人部協議会第45回定期総会について必要討議に関する問題提起の後、参加者全員が発言しました。
「大きな工場に入る下請けとして、もしコロナ感染したら入場禁止になるため、夫と私や家族全員に何かあっては困るため、あまり出歩くこともできなかった」
「ソーシャルディスタンスに気を配りながらも婦人部で集まり、絵手紙や手芸教室を開いた。器用な部員はマスクをいっぱい手作りして民商事務所で販売し、みんなに喜ばれた」
「ずっと一緒に婦人部活動をやってきた仲間が、いよいよ廃業してしまい寂しくなってしまった」
「持続化給付金も家賃支援給付金も、WEB申請だけなので大変だった。民商に行って教えてもらいながら申請したが何度も『不備通知』が来て、4回目でやっと申請が通った」
「売上は激減してもスレスレで50%以下にならず持続化給付金の申請ができずにいるが、市の三密対策助成金で店のエアコンを買い替えた」
などなど、それぞれ業者婦人としてまずは何よりも自分と家族の健康を守り、そして日に日に厳しさを増す経営への対策に奔走した経験をとてもリアルに語ってくれました。
8カ月ぶりなのでまだまだ話し足りない様子でしたが、夜9時近くなりお開きに。初めてのWEB会議でしたが、みなさん口々に「パソコン越しだけどみんなの顔を見て話すことができて良かった!」と話し、ZOOMの『退出』時には、名残惜しそうに手を振っていました。
まだまだ安心はできませんが、全婦協総会も近づき、すでに5カ月遅れの県婦協総会も具体的な開催方法を決定しなければなりません。会議中は「ZOOMも良いけど、それでもやっぱり会って話したいね」の言葉が何度も飛び出しました。早く安心して集まり交流できる日が来ることを願うばかりです。
自宅から参加された方の隣には、夫さんや息子さん娘さんが寄り添い、民商事務所から参加された方の隣には事務局員が寄り添い、たくさんの協力のおかげで8カ月ぶりに顔を合わせ声を聴くことができました。
活動に参加する仲間や家族を周りの方々が支えてくれたことは嬉しい限りです。