〈沼津民商ニュースより〉原水爆禁止!平和行進2019!

5月21日(火)13日間(5月19日~31日)かけて静岡県内を歩く平和行進が、沼津市を行進しました。行程は沼津市役所から今沢基地まで。沼津民商からも2名が参加しました。

 

行進に先立ち、沼津市長・沼津市議会議長への協賛要請行動も行い、共に協賛金・ペナントに署名を頂きました。
懇談の中で頼重市長は「皆さんの様な多くの方の活動、思いが今日の平和をもたらしている。多くの市民と対話して、しっかり取り組んでいきたい」と話しました。

 

行進当日はあいにくの雨、出発集会では、合羽や傘を差しながらも約50名が集まり、横断幕のリレーや行進者の挨拶が行われました。
行進では、歩き始めてすぐに雨も小雨になり、沿道には平和行進に思いを寄せる方々が、募金を持って待っていたり、手を振って応援してくれたりと、62回を迎える平和行進が、地域にも力強く根付いていることを感じさせました。

 

終点今沢基地での集会では、訓練の様子が紹介され、通し行進者の小林さんは「こんな平穏な海岸で、軍事訓練が行われているなんて。日本が一刻も早く、核兵器禁止条約に批准するよう運動を続けていきたい。」と話しました。

 

ペナントを渡す頼重市長

 

 

平和行進の様子

〈沼津民商ニュースより〉静岡県母親大会in焼津

5月19日(日)焼津高等学校・みなと幼稚園にて第57回静岡県母親大会が開催されました。
沼津民商からも2名が参加しました。参加者の感想を紹介します。

 

北東支部 山本晴美さん
午前は静大教授の川瀬憲子先生による分科会に出席しました。「私達の税金はどう使われているの?」と言うテーマで、消費税10%になると日本の経済や私たちの暮らしはどうなるのか、興味深い内容でした。
大企業や資産家に優遇された税制や、国の地方創世の裏で、実は地方財政への負担が大きくなっている事実。軍事費増大の中で、教育費や社会保障費はどうなっていくのか、聞けば聞くほど不安な点が広がります。教室は満室、床に座っての聴講となり、多くの方が深い関心を持っている課題なのだと感じました。

 

全体会はテレビでも拝見している料理研究家の枝元なほみさんによる記念講演。残留農薬の基準は、欧米諸国では厳しくなっている中、日本は規制が緩くなっているというお話にはショックを受けました。例えば除草剤を撒いても枯れない、遺伝子組み換えトウモロコシと、農薬をセットで販売する業者は、日本や東南アジアの国をターゲットにしているそうです。

「種子法」によって守られていた農作物も、これからどうなるのか心配です。枝元さんがお話をされていた「私達には日に三度、社会を変えるチャンスがある。どんなものを選び食べていくか。それが安全・安心・平和に繋がる。」という事を、常に考えて生きていきたいと思います

〈沼津民商ニュースより〉共済会の前進座観劇ツアー! 2019

 

5月19日(日)毎年恒例の共済会前進座観劇ツアーが催され、バス定員いっぱいの27名の参加で、賑やかに観劇を楽しみました。
行きの車中では、会員の〔福六寿さん〕のお弁当が配られ、味もボリュームも大満足♪お腹いっぱいでいざ東京国立劇場へ!

 

今回の演目は「佐倉義民伝」江戸時代、下総佐倉藩の農民は、国家老の暴政と重税に苦しんでいた。食べる物も無く行き倒れる者、他の地へ逃げ出すものが次々と出る中、名主の佐倉惣五郎は389ヵ村の為、死をも覚悟して、将軍に直訴を試みる・・その心情や家族の絆を描いた今作。
将軍への直訴は家族もろとも死罪、妻に離縁状を渡し、愛する我が子との別れのシーンでは会場中が涙しました。
今回は前進座さんの粋な計らいで、開演前に舞台裏や控室を見学することができ、舞台セットや小道具の説明など、この後登場する役者さんに生で解説して頂きました。また前進座の名俳優「河原崎國太郎」さんの楽屋にもお邪魔して、話を聞くことができ「沼津民商の皆さん、いつも本当に有難うございます。今回はまさに重税に苦しむ民の話。今後の消費税増税の行方も気になるところ、講演を通じて訴えていきたい。」と、民商に心を寄せてお話してくれました。

 

帰りの車中では、恒例のビンゴゲームが行われ、「あら珍しい!こんなに早く当たったわ」「全然めくれない!このビンゴゲームは仕組まれている!」などなど皆さん楽しんでいる様子でした。
最後には間近に迫った消費税増税の中止署名を皆で書込み帰路に。

 

参加の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

〈沼津民商ニュースより〉香貫支部の懇親会♪

15日(水)懇親が大好きな香貫支部にしては久々の懇親会が開催されました。参加は6名。
場所は同じく香貫支部会員の「海彩 華いち」さん。毎回、旬の美味しい料理とお酒で楽しませてくれます。

 

今回は総会が近い事もあり、入念に、しかしサクッと次期の支部役員を決め、急いで乾杯(笑)。
4月に新たに入会した勝又恵さん(エステ)も招き、まずは自己紹介。

話の長い小柴支部長から始まり、全員が紹介を終わるころには、皆さんだいぶ良い感じに♪話の中で萩原みどりさんと新会員の勝又恵さんが、愛犬のお散歩仲間だった事に気づきびっくり!「合う場所が違うと、意外と気付かないもんだね~!今後ともよろしくね!」と意気投合♪

その後、民商の活動にも話題が広がり勝又さんは「私も近所の配達とか、できる事は協力しますね!」と、皆さんと打ち解けた様子でした。

 

 

「海彩 華いち」
住所:沼津市御幸町22‐36
電話:055‐934‐0324

〈沼津民商ニュースより〉憲法記念日市民のつどい

5月3日、プラサヴェルデにて「憲法記念日市民のつどい」が開催されました。参加は全体で約130名。沼津民商からも12名が参加しました。

 

第1部では、沼津民商の中田聡(あきら)事務局が、弾き語りでのミニライブを行いました。自身のオリジナル曲や中島みゆきさんの「糸」など全4曲を熱唱。途中のМCでは、若者からの視点を交えながら、日々の出来事や憲法についての思いを語りました。

 

第2部では、京都精華大学人文学部専任講師の白井聡(さとし)さんが「戦後の国体の崩壊と改憲問題」と題し講演。腐敗と劣化がとどまらない、新米保守派が支配する日本の現状を戦後の国体を軸に説明。軽快な切り口と強い言葉で、福島事故での日本の無責任体質、敗戦の事実の否認、日本人の権利意識の理解のズレ、そして対米従属の問題点など、ズバズバと今の日本の体質に切り込みました。世界に目を向けても、「野党の皆さんも、政権が欲しかったら、もう少しアメリカに敬意を払ったら」という政権与党の発言を紹介しながら、やむおえず米国に従属している他国とは違い、日本は喜んで従っている事を指摘。「このままでは、平和を願い、9条を守ってきた皆さんが、何かあった際に『9条のせいで現実の対応ができなかった』と窮地に追い込まれるのは目に見えている」「今の政治の腐敗、今の政権は、諸悪の原因ではなく国民の怠慢の招いた結果ではないか」と政権に対しても、我々に対しても、強烈に警鐘を鳴らしました。

 

質疑応答の場面でも、「今の日本国民には、崇高に掲げられた憲法前文を受け止めるだけのキャパがない」とバッサリ。歯に衣着せぬ物言いで今の日本の危険性を投げかけました。