〈藤枝民商ニュースより〉平和行進に参加しました

5月26日(日)、核兵器も戦争もない平和で公正な世界を求める「平和行進」に参加しました。
平和行進は8月に広島・長崎で開催される原水爆禁止世界大会の成功を呼びかける行進で1958年に始まり、今年は62回目を迎えます。

第5福竜丸展示館のある東京・夢の島を出発し、広島まで行進します。東京→広島まで通して歩く「通し行進者」や県内を通して歩く「県内通し行進者」の方々と一緒に藤枝市役所→藤枝駅前まで歩きます。静岡県内は5月19日から5月31日までの13日間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 AM9:00から藤枝市役所で出発式。通し行進者の方々から、この行進に通して参加する意義や思いなどが語られ、また協賛している藤枝市長からも激励のメッセージをいただきました。また、毎年藤枝市長と藤枝市議会議長からペナントをいただいています。
出発式終了後、藤枝市役所を出発。藤枝市平和委員会の皆さんが行進前日に行進するコースの沿道にお住まいの方々に賛同募金を呼びかけていたこともあり、募金を手に外で行進を待っていてくださる方や「がんばってくださいね」という沿道からの声も聞かれ、およそ50人の行進参加者も元気をもらいました。

 

 

「核兵器のない世界」「いいね!」など、元気よくシュプレヒコールをあげ、藤枝駅前に到着。
午後に行進する島田へバトンタッチをしました。

 

藤枝民商も毎年、宣伝カーで行進の一番後ろから支えています。今年の藤枝民商からの参加者は、全商連の「地方別活動交流会」の日程と重なったため2名でした。毎年この時期に平和行進が藤枝を行進します。来年はぜひ多くの皆さんの参加をよろしくお願いします。

 

 

〈藤枝民商ニュースより〉全商連 第4回地方別活動交流会に参加

 

5月25日(土)26日(日)の2日間、東京と浜松の2会場で、全商連第4回地方別活動交流会が開催されました。

 

浜松会場は、浜名湖畔に佇むダイワロイヤルホテル内で開催され、神奈川・静岡・愛知・岐阜・三重の5県より240名が参加。東京会場(北海道~東京)の参加者283名と合わせると合計523名が参加しました。静岡県内からも60余名が参加し、藤枝民商からも堀江政規会長(平島班・自動車修理販売)をはじめ6名が参加しました。商売・経営にかける熱い思いや、消費税増税をはじめとした悪政に立ち向かう活動家たちが集結し、日々の民商運動の奮闘ぶりを大いに交流しました。

 

開会あいさつは、開催地ホームである静岡県連・大石秀之会長(兼小笠掛川民商会長)が行い、先ごろ政府が発表した月例経済報告で下方修正がされたにもかかわらず、政府が消費税増税の可否判断に影響しないと強行姿勢をとっていることに対して批判し、今がまさに民商運動の正念場であることを訴えました。
また、愛知選出の本村伸子衆議院議員が駆け付け、激励のあいさつをしました。

 

記念講演では、京都橘大学の岡田知弘教授が「政治経済の大局と民商・全商連への期待」について講演され、昨今の嘘八百で塗り固められた自民党政治や偽の政府統計への批判からはじまり、TPPやアメリカ・トランプ政権の横暴ぶりを詳しく説明。また、開催地浜松市で起きた「公共サービスの産業化」政策による行政の「私物化」について、水道事業民営化の裏側に見える利害関係などについて講演されました。

 

夕食は、懇親会形式で中尾光・静岡県連副会長(兼島田民商会長)の軽快な司会で、各民商からの活動報告がありました。

 

 

 

 

2日目の分科会では、8テーマに分かれて地元の民商で活動している各自の経験を語り、全国の仲間の貴重な経験を交流し、共有できる有意義な会となりました。

 

 

参加者からは、「全国の仲間が同じような境遇で苦闘・奮闘していることが分かり、元気をもらった」「どこの民商も頑張っているなぁ~」等と感想を語り合い、刺激と元気をもらった2日間となりました。

 

 

〈藤枝民商ニュースより〉民商共済会 日曜集団健康診断を開催 66人受診

4月21日(日)、藤枝民商共済会は、「2019年日曜集団健康診断」を開催し、合計66名が受診しました。受診者の中には毎年受けている人も多く、平日は仕事で多忙な方もこの日ばかりは都合をつけて来場し受診しました。

 

開催にあたっての運営要員として、増田政幸・理事長(大井川南)をはじめ共済会役員に加え、ボランティアで増田理事長の息子さま増田幸綱さんやその従業員たち、桒原なほゑさん・婦人部会計監査役(仮宿)、片山順子さん(広幡)、宮地雄志さん(岡部)たちが応援に来てくれて円滑な運営に尽力してくれました。

駐車場係には、早朝から篠原英明・共済会理事(上新田)と宮地さんが来場車を誘導しました。

 

健診会場の入口には、西野匡彦・副理事長(仮宿)と桒原宣之・事務局が、来場した受診者に問診票への記入漏れがないかの事前確認も含めて声をかけながら、番号札を配布しました。

受付開始の予定時刻よりも早めに会場設営はできたものの、肝心の診察をする予定の医師にハプニングがありました。検査病院の高橋事務長より「診察に来る予定の医師が来ないので、急きょ小林医院長に来てもらうので(診察は)少し待ってほしい」と言われ、朝一から来ていた受診者が全検査を終えるまで例年よりも時間がかかってしまい、診察コーナーの前には順番を待っている人が一時は10人以上滞留。

その後、どうにか小林医院長が駆け付けて順番待ちの列を解消しました。想定外のハプニングもありましたが、増田まさ江・共済会理事(大新島)をはじめ桒原なほゑさん、片山順子さんたち女性陣は、機転を利かせながら女性らしさの配慮で心電図・腹囲測定の部屋の前や、医師による問診コーナーの前、検尿のトイレ前で臨機応変に案内係を務めてくれました。

役員と応援スタッフがそれぞれの役割を全うし、約3時間で全員の健診を終えることができました。

 

健診会場の各所では、待ち時間中に偶然久しぶりに遭った会員同士が「お~久しぶり、元気してた?仕事の調子はどう?」など世間話をしたり、会員同士の交流も兼ねた健康診断となりました。

 

 

〈藤枝民商ニュースより〉換価の猶予申請・消費税の学習会を開催

換価の猶予申請 納付能力調査がありました

 

4月15~16日(月~火)、藤枝税務署において消費税の換価の猶予申請をした会員の皆さんの納付能力調査(簡易な面談)がありました。
15日には3人の会員、16日には5人の会員が行い、各自およそ5~10分くらいの面接で今後発生する所得税の予定納税や消費税の中間納付のことなどが面談の中心で、とくに根掘り葉掘り聞かれることもなく、何年か申請されている方は、徴収の統括官の方から「○○さんはいつもしっかり納付してくださっているので、昨年どおりお願いします」という感じで、換価の猶予申請の簡単な説明だけで終わるなど、10年ちょっと前に初めて納税の猶予申請をしたときに比べて、ほとんど時間がかからなくなりました。

 

3月29日に集団申請した会員の納付能力調査は終わりましたが、4月に入り「やっぱり一度で消費税を納付することができなかったので、換価の猶予申請をしたい」との相談が数件あるなど、消費税の納付に困っている方が何人もいるようです。納付期限は過ぎてしまっていても、消費税・所得税の納付が困難な方は換価の猶予申請をしましょう。

複数税率・インボイス等消費税の学習会を開催

 

4月12日(金)夜、西益津地区交流センターにおいて、2019年10月に増税が予定されている消費税についての学習会が開催されました。

 

民商でも「消費税増税中止を求める請願署名」を皆さんからいただいていますが、2019年10月に消費税が増税された場合、複数税率制度やインボイスの導入が決定されるなど、中小自営業者にとって増税による納税額が増えるだけでなく、請求書の作成の仕方など事務負担も大幅に増えることが学習の中心に。

参加者からは「学習会に来なかったら、こんな細かいことをやらなければならないなんてわからなかった。ほとんどの業者は消費税が増税された後、こんなことをやらなければならなくなるなんてわからないだろうな」との感想も出されました。

 

その後、今ニュース等で話題となっているキャッシュレスを利用したポイント還元制度やプレミアム商品券のメリットやデメリットについて学習し、キャッシュレス決済によるポイント還元制度やプレミアム商品券が業者にとってもメリットが薄く、全体としてデメリットが多い制度になることが話題となりました。

 

引続き学習会の開催を計画したいと考えていますので、ぜひご参加ください。

 

〈藤枝民商ニュースより〉換価の猶予集団申請に7名が参加

3月29日(金)午後、藤枝民商は換価の猶予申請の集団提出を行いました。

「換価の猶予申請」は納付期限までに一度に払いきれない消費税や所得税等の税金を自らの申請により、分割で納付することができる申請で毎年申請をした方から喜ばれています。

 

藤枝民商が「納税・換価の猶予申請」を毎年集団で行いはじめて、すでに10年以上が経過していますが、当初は納税の猶予申請をして、不許可になり、何名もの方が異議申立てをして、消費税が事業者にとって、赤字でも支払わなければならない税金だということを認めさせてきました。3年ほど納税の猶予申請をすると、納税の猶予は許可できないが、税務署の職権で換価の猶予が認められるようになり、延滞税が軽減されるようになりました。
そして民商会員の運動が実り、2015年4月1日以後に納期限が到来する国税について適用される「換価の猶予申請」の制度が確立されてきた歴史があります。また、当初「納税・換価の猶予申請」を何度もされていた会員も、この申請を利用して資金繰りを安定させることで事業に集中することができて、事業を立て直し、今では納期限内に納付できるようになっている会員も何人もいます。他に過去の事業で借入が増えてしまい、返済や親の医療費がかかり大変になり、毎年換価の猶予申請をしていますが、うまく換価の猶予を利用し、大変ながらも順調に借入を減らしている会員もいます。

 

藤枝民商ではこの間、「消費税が自営業者の経営と暮らしを壊す税金」であるということを訴えてきました。消費税を一度で納付できないことは、決して恥ずかしいことではありません。それよりも「換価の猶予申請」の制度を堂々と利用して、事業と生活を守ることが大切です。

 

藤枝税務署の上席の徴収職員も「藤枝民商の会員さんで、換価の猶予申請をしてくださった方は、皆さん真面目に納付をしてくださり、助かっています。一度で納期限までに納付できればその方がいいですが、一度で納付できない場合はぜひ申請してほしいです」と3月13日の集団申告の時に言っていました。藤枝民商は税務署のために「換価の猶予申請」の運動をしているのではありませんが、納税者に認められている権利を使い、税務署員に自分たちの置かれている状況を話すことは、自分たちを税務調査や強権的徴収から守る力にもなります。
一度で納期限内に納付できるかわからない方は、換価の猶予申請をしましょう(納期限から半年以内ならできます)。
換価の猶予申請でたとえ11ヶ月の分割を希望しても、事業の状況で納付できるようになれば、前倒しで納付することもできます。

 

なお今年の換価の猶予申請は、集団申請には7名が参加し、その他2名の合計9名が申請しました。