トピックス

コロナ禍で商売続ける対策を!県内全域広告掲載

先週1週間にかけて、一般紙5紙に県内民商・県連の広告を掲載しました。

掲載された広告を見て県商連には問い合わせが数件入りました。

そのうち「持続化給付金」申請に係る問い合わせもありました。

昨年何度もテレビ番組で様々な形で取り上げられたにもかかわらず、「制度自体を知らなかった」「最近になって初めて知人から聞いて知った」という方がいらっしゃいました。

経営や資金繰りにあくせくしながらテレビも観る気力がない、インターネットとは無縁という方がまだまだ大勢いることを実感しました。

国会中継を観ていると、デジタル化推進とかマイナンバー普及促進とか、すでに置き去りになってしまっている人のことは全く考えていない話ばかりで、本当に呆れてしまいます。

新聞広告はここ数年続けている、1面もしくは背面など目立つ位置への掲載なので、それを見て電話をくれたとのこと。

実際どのような状況で、私たちがどれだけ力になれるか分かりませんが、何でも話せる、不安を言葉に出来る場所として、これを機に民商というところを知ってもらえたら嬉しいです。

真ん中の小さなカラー広告は静岡新聞1面、右側の大きなカラー広告は中日新聞の背面テレビ欄横(サイズと情報量、掲載料とも大変満足、助かっています)、伊豆新聞・熱海新聞の背面には、伊東民商と民商名を入れて。岳南朝日新聞には、富士民商・富士宮民商の名前を入れてあります。

左のモノクロは朝日新聞中面、広告掲載の仲介をしていただいている朝日広告社さんのサービスで掲載していただきました。

核兵器禁止条約発効の意義と廃絶の展望・課題

県商連も参加する「非核の政府を求める静岡の会」の総会が1月30日(土)に開かれます。

今年は新型コロナ感染防止のため、オンライン総会となります。

記念講演もオンラインで、日本原水協の土屋弥生事務局次長にお話いただきます。1月22日の核兵器禁止条約発効を前に、日本政府はいまだにアメリカの「核の傘」を日本の防衛と捉えています。

核兵器禁止条約発効の意義と、核兵器廃絶への展望、これからの課題について、講演を聴いてぜひ一緒に考えましょう。

記念講演は、ZOOM接続に不安がある方もいらっしゃるため、当日YouTubeでライブ配信します。

https://youtu.be/kKx48Np0ceY ← こちら当日のYouTube URLです

YouTubeの場合、30秒ほどのタイムラグや、画面・音声が多少安定しない時がありますのでその点はご了承ください。

ZOOM参加は県商連でも受け付けております。

国民大運動 知事要請おこないました

1月12日(火)県商連も参加する国民大運動静岡県実行委員会の知事要請が行われました。行動には県連の大石会長が参加しました。

県商連要求としては「県中小企業・小規模企業振興会議」について、県商連からも振興会議に代表を出してはいるものの、会議では1人3分程度しか発言できず、中小零細業者の現状を伝え必要な施策を訴えるにはとても時間が足りません。

特にコロナ禍で先行きが見えないなか、国の持続化給付金申請は打ち切られ(1/15まで)中小業者の商売とくらしを守るためには、経営規模にあったきめ細かな支援策が必要ですが、県振興会議で当局から説明されるのは「事業のデジタル化、テレワーク・リモートワークの推進、IoTシステムの導入と企業への実装に向けて・・・などで、企業を下支えする下請け業者や一人親方などには現実的な話ではないのが現状です。

県商連としてはこの振興会議を企業の規模に応じた分科会形式や、コロナで窮する中小零細業者の声を聴く緊急会議を設けるなど、早急の対応を求めました。

しかし、同席した鈴木せつ子日本共産党静岡県議の話によると、「県の振興条例および振興会議そのものが、その進捗状況や事業内容等を県議会に報告するものと定められていない」とのことで、そのためか川勝県知事からは条例に係る内容や振興会議についての回答はされませんでした。

しかし、民医連や原発なくす会、リニアネットなどによるその他の要請の中で、知事から大変有意義な意見を聴くことができました。

「国のPCR検査、ワクチンへの対応について知事は、「GDPの1%の軍事費5兆円余りのうち、約70%がアメリカへ、そして役1兆数千億円が日本の大企業に回っている。この軍事費を人の命を守るため、ワクチンに使うべきだ」と今後も知事会を通して意見を言っていくと延べ、現在全国的に注目されているリニア新幹線の静岡工区の問題については、「有識者会議、専門部会、そして地域住民が納得し了解してから初めて工事にOKを出せる。人が生きていくうえでの水問題は何より大事だ」と述べました。

今回、県商連の要請については深めることができませんでしたが、今後の県との懇談等で引き続き要求していきます。

2021年 春の運動 新春決起集会

昨年、静商連第59回総会が10月までずれ込んだため、第1回理事会と新春決起集会を1月10日(日)に合わせて行いました。

人数は例年の3分の1、時間も短めに、会場も東中西部の3会場にわけWEBで行いました。会場に集まる役員さんは、久しぶりの再会に「おー元気そうで良かった」「仕事はどうだい」など、いつもより会話は少ないながらも、お互いの商売や健康について言葉を交わしていました。

いよいよ確定申告に向け中小業者の春の運動スタートです。代表発言では昨年春から12月末にかけ、民商ごとの特徴的な活動を報告してもらい、今後の運動に全県の経験を共有しよう!と呼びかけました。来賓に駆けつけてくれた鈴木せつ子・日本共産党県議、杉本護・日本共産党静岡市議のお二人から、コロナ禍で中小業者の拠り所として奮闘する民商への期待と、全国に続きより多くの仲間を集め、中小業者要求を実現するよう力強い激励の言葉をいただきました。

WEB会議もだいぶ慣れてきて、参加する役員さんもだんだん違和感なく受け入れていただいているようで、良かったと思います。

でもやっぱり、WEBじゃなくて全県の皆さんと顔を合わせ、マスク無しで思い切りお喋りしたり笑い合いたいですね。コロナの収束とみんなが不安なく過ごせる社会、業者の笑顔輝く社会をめざし力を合わせましょう。みなさんお疲れさまでした!

「安全保障に核の傘」に憤り、核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名行動 

1月7日(金)の昼休み、非核の政府を求める静岡の会主催の「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」宣伝行動が行われ、県婦協の川島文江会長と県連事務局長が参加しました。

いつもは比較的穏やかな気温の静岡県でも、この日は今シーズン最強寒波の到来とともにビル風が吹き荒れ、署名ボードに吊り下げた真新しいポスターがグルグル回り3枚も破れてしまいました。

署名を呼びかけても風で声がかき消され、行き交う人も足早に通り過ぎ立ち止まってくれる人もいないため、「今日は無理かな」と他団体メンバーと話していたところ、60代程の女性が「署名します」とこちらへ。

「こんなに風が強い中ありがとうございます」と声をかけると、「このあいだ菅首相がアメリカのバイデンさんとの首脳会議で、核兵器で日本を守ってもらうことを確認するみたいなニュースを聴いて腹が立ってたまらなかったの」と憤りを隠さず話してくれました。

こちらから「日本はアメリカの核の傘に依存していると何気なしに話してきたけれど、政府や首相がハッキリと『核兵器で日本の防衛』と言っているので、私も改めて現実なんだと驚いたし、本当に腹が立ちました」と返すと、女性は再び「核兵器を落とされてあれだけの被害を出したのに、防衛なんておかしいわ、もう本当に許せない」と語り、署名をした後「寒い中大変だけど頑張ってくださいね」とこちらを激励し足早に去っていきました。

その後、風がさらに強まり署名用紙まで破れてしまいそうな勢いになったため、20分程繰り上げて宣伝を終了しました。

12人の参加で署名は5人分集めました。今回は思うように対話ができませんでしたが、1月22日には核兵器禁止条約の発効を祝うアピールスタンディング、その後は「日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める静岡県連絡会」も立ち上がります。

民商・県商連も「春の運動で1会員5署名を目標に取り組もう!」と全会員数のカラー署名用紙を取り寄せました。

署名を通じ、唯一の戦争被爆国でありながら核兵器を日本を守るモノとして捉えることの不可解さを語り合い、日本政府は核兵器禁止条約に参加するべきという声を広げていきたいと思います。